« 長浜曳山まつり2015 | トップページ | 産業建設常任委員会の開催 »

改革ながはま会派県外視察研修

 ご報告が大変遅れ申し訳ございません。

 さて、先月30、31日の2日間にわたり私の所属する会派改革ながはまの8議員全員参加で県外視察研修を行いました。

 まず訪問したのが高知県長岡郡大豊町(おおとよちょう)で、ここでは「おおとよ製材株式会社」様が現在操業されている木材加工流通施設等を研修、見学させていただきました。

Ncm_4677

P1020985_3

 「高知県土の84%を占める豊かな森林資源を活用し、四国最大の木材加工拠点を目指す」、「地産外消」をモットーに岡山県の大手集成材メーカーが主体となり、高知県森林組合連合会や地元大豊町などの事業協力を得て平成24年1月に会社を設立、約27億5千万円の初期投資(約70%が各種補助交付金)で工場の整備に着手され、翌25年8月に操業を開始されました。

 先に事務所内で工場長様・総務経理担当者様よりパワーポイントや資料にてご説明を受け、その後工場内の各施設における製造工程(製材製品・バイオマス)をご案内いただきました。 

現在フル操業の目指し、効率的な事業拡大の一途で今年度は60名の雇用で売上高21億円、原木消費量約10万㎥、加工製品量約4万9千㎥を目指しているとのことです。また、現在注目されている高層木造建築に採用の「CLT構法」を用いた自社の社員寮の建設もご紹介されました。

P1020994_2 P1020996_2

P1030009_3

P1030011_3

P1030020

P1030027_2

P1020987_2
 総じて外国産材との競争に勝つため、また県内地元の林業、木材産業の活性化を図るためのあらゆる「チームおおとよ」の経営努力がいたるところで感じられました。

  次に31日の2日目は同じく高知県の高岡郡佐川町(さかわちょう)を訪問し、佐川町役場の会議室にて「NPO法人土佐の森・救援隊」の理事長である中野健造様(有名な方でこれまでにも長浜市にも林業フォーラムでお越しいただいてあります)から「地域における自伐型林業の推進」についてパワーポイントをもとに説明いただきました。

P1030035

 ちょうど役場内に堀見和道佐川町長が在庁されており、ご挨拶を受けた後で町長の選挙時の公約でもある「林業施策で地域を再生する」という思いをひと通りお聞かせいただきました。

P1030044

このNPOさんの事業コンセプトは「所有する山林を資源に副業的な林業従事者を増やし、林業再生をめざす。また簡単に林地残材を集積・搬出可能な設備を開発し残材も有効活用。素人が林業に参入する事例を増やし林業再生のモデルとしてノウハウを各地に広げる」とされています。

P1030046

P1030082

 事実いろいろな数値から見ても地元自伐林業者の数、全国からの研修受け入れ数などその実績が徐々に上がっており、併せて地域での若者の定着化、農業以上の所得収入、獣害対策などにも効果が出てきております。

そこでは森林組合さんや林業業者の大規模な事業の進め方と一線を画した古来からの家族的な事業展開の良さが求められておりました。またそこには「環境保全型の林業」の取組みも強調されていました。

 その後山中に向かい、実際の自伐の現場を見学させていただき、現在21歳で祖父より受け継いだ所有山林で自伐林業に取り組む方にお話を聞かせていただきました。いろいろ苦労されているようですが経験を積んできた中での「自信」が伺えました。

P1030101 P1030119_7

P1030109

P1030117

P1030119_3

 今回の2つの研修で思いましたことは、市の面積の約55%を占める長浜市でも今後「地方創生」の中で林業施策分野に力を入れていこうとする姿勢が見えてまいりましたが、例えばどちらのやり方が長浜市には良いのか、また「民」の事業に「官」として特に初期投資面等でどう関わっていくのか、継続してあらゆる可能性を探って具現化していく必要があると感じました。

 

 

|

« 長浜曳山まつり2015 | トップページ | 産業建設常任委員会の開催 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 長浜曳山まつり2015 | トップページ | 産業建設常任委員会の開催 »